チェンジアップをソフトボールで投げるには
チェンジアップをソフトボールで投げるには
チェンジアップとは、速いボールと同じフォームで投げる遅いボールです。
快速球をビシバシと投げるピッチャーが、同じフォームで遅いボールを投げてこられると、バッターは快速球に合わせて振り出しているため、振ってもボールがまだ来ていないという感じになります。
ピッチャーが早い腕の振りで遅いボールを投げると、一層効果的にチェンジアップが決まります。
このように速いストレートを意識したバッターに対し、チェンジアップはかなり有効になりますので、やはり、速いストレートを磨くことで両方の球が生きてくるということが言えます。
球速差が15kmくらいあると、バッターの目は錯覚を起こして遅い球が速く見えてしまい、速いボールと同じタイミングでバットを振ってしまいます。
チェンジアップの投げ方にはいろいろありますが、ストレートと正反対になります。というのは、リリースの際に手のひらを外側にしてボールを裏から出すような感じで腕ごとキャッチャーに投げるようなイメージです。
ワンバウンドしてしまいそうな遅い、ふわりとしたボールを投げるイメージが良いでしょう。
ボールの握り方なのですが、ストレートとは正反対で、人差し指と中指をボールに掛けないことです。親指と小指ではさむように手のひらでわしづかみで持ちます。手首を利かさないようにしてリリースして、スポッと手から抜けるような感じで投げます。
リリース時の手首の使い方ですが、親指と小指ではさむようにボールを握って、手のひらを外側向きにしてリリースまで行きます。手首を利かせるのではなく、ボールを持った腕ごと投げる感じです。
これがチェンジアップの投げ方です。
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【管理人の一言】
DVDを見た途端 軽いフォームで投げたボールが、ビシィッとミットに!
「体が開いて投げてしまう選手の指導方法やリリースの方法等が満載されてるんですよね。これ見たら、今までのピッチングの疑問があたかも氷が解けたかのように解決しました!」