ソフトボールのバッティングはグリップの握りが大切!
ソフトボールのバッティングはグリップの握りが大切!
ソフトボールのバッティングで、グリップの握り方を意識していない人が多いという事実をご存知ですか?
なんとなく自然に握っているのが自分に合った握りと思っているかもしれませんが、グリップの握りを工夫することで、バッティングが良くなるケースが往々にしてあります。
グリップの握りを意識することで、意識していない人の二歩も三歩も上に行くことが可能なので、これに取り組まない手はありません。
大まかに分けて、バットの握りは第一関節や第二関節の指先で握る方法と、第三関節で握る方法と、手のひらで握るという、三つのタイプがあります。
第一関節や第二関節での指先で握ってみると最も浅い握り方です。最も深い握り方が手のひらで握る方法ですね。
よく言われるのが、指先で握ったほうがバットコントロールがしやすいということです。
これは事実と思うのですが、体の回転や体重移動などのパワーが、どうしてもバットに乗せづらいことは否めません。
パワーを伝えるのであれば、手のひら握る深い握り方が一番マッチしていると思います。
ですので、良い悪いというよりは、バットコントロールを重視したいのなら浅い握り、パワーを伝えたいのであれば深い握りといったように、自分の求めているスイングに適した握り方をするとよいということです。
こんな考え方も面白いです。
右バッターだと左腕でバットをリードしますよね。そうしたら、左手は指先で浅く握り、右手は手のひらで深く握るという方法です。
どうですか。一度試してみたいと思いませんか?
これは意外と知られていないですが、オールラウンドタイプの握り方で、バットコントロールとパワーを兼ね備えた握り方です。
グリップを握るときの各指の働き
グリップの握り方については、一本一本の指に意識することも大切ということをご存知でしょうか?
漠然とグリップを握っていてはほかの人と一緒です。これには基本も存在するのです。
ます、小指、薬指、中指、親指の四本の指で握るイメージを持つということです。
剣道の竹刀も長い釣竿も同じなのですが、棒を扱うときには、親指側ではなく小指側に意識して握ったほうが動かしやすくなるという事実があります。
だから、漠然と五本指でグリップを握るときと、人差し指以外の四本の指でグリップを握ったときでは、バットの扱いやすさで、四本の指でグリップを握ったときのほうがバットコントロールで上回ってきます。
構えのときは四本の指で握っていながらも、実際にスイングで力を入れるときには五本指でしっかり握るわけですが、構えの段階からテイクバックでトップを作るときまではリラックスした四本指の握りでいたほうがバットコントロールがよくなるわけです。
理屈で説明するのは難しい部分なので、これは実際に試していただくのが一番です。
肩に力も入らないうち方が自然とできるようになりますのでびっくりしますよ。
ピッチャーよりの脇が空くのを自然に矯正する方法
構えの際に、バットをリードする側の手(右バッターなら左手)の甲をピッチャーに向けると、スイングのときにピッチャーよりの脇が空くのが、自然に防止できます。
これは、無理にお勧めはしないのですが、ピッチャーよりの脇が空くというのは、バットに体の回転力が加わらりませんので、やはり矯正したいところです。
どうしても悪癖を矯正したい人は、グリップの握り方で改善できるのでぜひやってみてください。
当サイト管理人のご挨拶とプロフィール
(春の高校選抜の球審をする管理人)
ソフトボール第一種審判員免許(全国大会審判資格)を保有しており日々審判に明け暮れています。まだプレーヤーとして現役ですが、メインはやはり審判で、大きな大会の試合の球審を無事に務めた時の充実感は大きいですね。
そういう感じで、主要大会を通じて、上手いプレーヤーいっぱい見てきていまして、このサイトでは上手いソフトボールプレーヤーの技術をケース別に応じて書いてみました。ソフトボール愛好家の皆様の参考になれば幸いです。 続きを読む »
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